昨年の「カール(明治製菓)」の東日本での生産中止に引き続き、さらに古く50年以上の歴史をもつ森永製菓の「チョコフレーク」の今年12月での生産終了が発表された。
森永製菓、「チョコフレーク」の生産終了
食べるときに手がべたつくこともあり、携帯が汚れるなどの理由もあり、若年層に敬遠されていたという。
販売当時は画期的だった。
1967年に登場した時、ミニスカートのツイッギーが大きく乗ったポスターには「『トゥイギータッチのかるいチョコレート』 軽快・タッチ・センス ズバリ アッピールした新しいチョコと」と書かれていた。
50年たってそのタッチが敬遠される理由になるとは……。
「チョコフレーク」がすべてなくなるわけではないようだ。
日清シスコも生産している。
森永の「チョコフレーク」は終わるが、日清といえばラーメン。
とても面白かったNHKの「半分、青い」に引続き、10月から始まる「まんぷく」はその創業者のインスタントラーメンを発明した日清食品の創業者、安藤百福の妻の話だ。
日清シスコの「チョコフレーク」は森永に比べてその割合はかなり少なかったらしいが、「まんぷく」の放送開始とともに「チョコフレーク」がなくならないようふんばってほしい。
2018年9月30日日曜日
「さすらいのギター」とショパン
先日、懐かしい曲のエレキバンド演奏があった。
初めは「夜霧のしのび逢い」。原題は「赤いランタン」。
ギリシャ映画の主題歌で、映画は見たことはないが、主題歌はクロード・チアリの演奏で有名。
日本で公開されるとき、差し替えられたそうだ。元の曲はLos Mayasの「浜辺(La Playa)」。
こちらの演奏の方がしっとりとしている。
2曲目は「さすらいのギター」。
小山ルミでヒットした。
ベンチャーズも演奏していた。
元はザ・サウンズ(The Sounds)の「満州のビート(Manchurian Beat)」だそうだ。
似たような雰囲気の曲にザ・スプートニクスの「霧のカレリア」という曲もあるが、これは満州ではなく元歌はロシアの曲。
「さすらいのギター」を聞くと、ショパンのピアノ協奏曲1番を思い出す。
オーケストレーションが稚拙とかいわれるけど、ショパンは20才で作った。天才は違う。
ピアノが出てくるまで、かなり速いアルゲリッチの演奏でもやたらと時間がかかるが、甘いメロディーに心を奪われる。
この第一主題の初めが「さすらいのギター」の出だしにとても似ているので、思い出してしまうのだ。
このピアノ協奏曲のテーマをつかってポップスにしたのが「フィドル・プレイ・フィドル(Play Fiddle Play)」。
あまり、演奏されないが、1972年のオマさんこと鈴木勲カルテットの「BLUE CITY」に収められている。
ここでオマさんはベースをアルコで引きながら、メロディーを一緒にハミングしている。
なんとかっこいいんだと思った。
他に「フィドル・プレイ・フィドル」の演奏はないかとAWAで検索したら、1945年のスラム・スチュアートのものが見つかった。
スラム・スチュアートといえばアルコ演奏。この曲をオマさんと同じように弓で弾きながらハミングしているではないか。
しかも、ピアノはエロール・ガーナー。鈴木勲カルテットのピアノは日本のエロール・ガーナーと言われた菅野邦彦だ。
ということは、オマさんがスラム・スチュアートのアイデアをとって「フィドル・プレイ・フィドル」の演奏をしたのだと思う。
「BLUE CITY」はレコードもCDも買ったが見つからない。ライナーノートにはそう書かれていたのかもしれない。
初めは「夜霧のしのび逢い」。原題は「赤いランタン」。
ギリシャ映画の主題歌で、映画は見たことはないが、主題歌はクロード・チアリの演奏で有名。
日本で公開されるとき、差し替えられたそうだ。元の曲はLos Mayasの「浜辺(La Playa)」。
こちらの演奏の方がしっとりとしている。
2曲目は「さすらいのギター」。
小山ルミでヒットした。
ベンチャーズも演奏していた。
元はザ・サウンズ(The Sounds)の「満州のビート(Manchurian Beat)」だそうだ。
似たような雰囲気の曲にザ・スプートニクスの「霧のカレリア」という曲もあるが、これは満州ではなく元歌はロシアの曲。
「さすらいのギター」を聞くと、ショパンのピアノ協奏曲1番を思い出す。
オーケストレーションが稚拙とかいわれるけど、ショパンは20才で作った。天才は違う。
ピアノが出てくるまで、かなり速いアルゲリッチの演奏でもやたらと時間がかかるが、甘いメロディーに心を奪われる。
この第一主題の初めが「さすらいのギター」の出だしにとても似ているので、思い出してしまうのだ。
このピアノ協奏曲のテーマをつかってポップスにしたのが「フィドル・プレイ・フィドル(Play Fiddle Play)」。
あまり、演奏されないが、1972年のオマさんこと鈴木勲カルテットの「BLUE CITY」に収められている。
ここでオマさんはベースをアルコで引きながら、メロディーを一緒にハミングしている。
なんとかっこいいんだと思った。
他に「フィドル・プレイ・フィドル」の演奏はないかとAWAで検索したら、1945年のスラム・スチュアートのものが見つかった。
スラム・スチュアートといえばアルコ演奏。この曲をオマさんと同じように弓で弾きながらハミングしているではないか。
しかも、ピアノはエロール・ガーナー。鈴木勲カルテットのピアノは日本のエロール・ガーナーと言われた菅野邦彦だ。
ということは、オマさんがスラム・スチュアートのアイデアをとって「フィドル・プレイ・フィドル」の演奏をしたのだと思う。
「BLUE CITY」はレコードもCDも買ったが見つからない。ライナーノートにはそう書かれていたのかもしれない。
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